強がりな私
すっごく心臓がうるさい……


心臓の音がバレないか不安


私は動けなかった





綾「やけに素直じゃん…」




雅「うっさい。暑いから離れて」



違う、そんな事思ってない
もっと抱きしめてよ…

潰れるほど抱きしめて……



綾「やだ、こうしていたい」


綾は私の頭を優しく撫でた


たまらなく嬉しい

ドキドキする


動けない、喋れない私を見て綾は


綾「なに、緊張してんの?」


意地悪だなあ
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