歪みの国の王子様

『名前はー?』

『瀬口りんです‥』

『そうなんだー』

『し…失礼します!』

りんは今度こそ職員室に向かうとした。




『りーんちゃん!
俺と、付き合ってよ!』




その人は突然言った。



りんは驚いて
思わずまた振り返る。
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