異世界の巫女姫は、提督さんの『偽』婚約者!?
「そうか、そうだったな。柏木か……クソ!あいつ、さては最初から知っていたな」
そう呟くとチッと舌打ちをし、それから私を見て今まで向けたことのない優しい笑みを浮かべた。
「フレディに聞けと言うことは……そういうことなんだな、やはり」
「あはは………」
だからフレディに聞いてってば!
笑うことしか出来ない私は、御姉様の前でひたすらアホみたいに笑っていた。
うーん、御姉様にバレて大丈夫だったのかな。
フレディは提督さんに言うなっていってたけど、御姉様にバレたんだったらもう時間の問題じゃない??
私は気持ち悪くひきつった笑みを浮かべ、ずっとそんなことを考えていた。
やがて、諸々の片付けを終えた少尉さんとフレディがこちらにやってくるのを見て、御姉様は風のようにダッシュした。
そして、手早くフレディの首根っこを掴む!
訳のわからないフレディはされるがまま、引きずられるように会場の外に連れ出されてしまった。
「な、何でしょうか、あれは……」
「うん。これからキツい尋問がはじまるんじゃない??」
「尋問………」
二人の消えた出口を見ながら、私は手を合わせた………。
無事でいてね!フレディーーー!!
そう呟くとチッと舌打ちをし、それから私を見て今まで向けたことのない優しい笑みを浮かべた。
「フレディに聞けと言うことは……そういうことなんだな、やはり」
「あはは………」
だからフレディに聞いてってば!
笑うことしか出来ない私は、御姉様の前でひたすらアホみたいに笑っていた。
うーん、御姉様にバレて大丈夫だったのかな。
フレディは提督さんに言うなっていってたけど、御姉様にバレたんだったらもう時間の問題じゃない??
私は気持ち悪くひきつった笑みを浮かべ、ずっとそんなことを考えていた。
やがて、諸々の片付けを終えた少尉さんとフレディがこちらにやってくるのを見て、御姉様は風のようにダッシュした。
そして、手早くフレディの首根っこを掴む!
訳のわからないフレディはされるがまま、引きずられるように会場の外に連れ出されてしまった。
「な、何でしょうか、あれは……」
「うん。これからキツい尋問がはじまるんじゃない??」
「尋問………」
二人の消えた出口を見ながら、私は手を合わせた………。
無事でいてね!フレディーーー!!