異世界の巫女姫は、提督さんの『偽』婚約者!?
「ありがとね………じゃ行きましょうか?」
「あ、うん。なんだか、あっさりしてるね。まぁいいや……」
私達は壁に出来たエレベーターに乗り込むと、声の聞こえる甲板を目指した。
フレディがRを押すと「UNLOCK」が緑で点滅する。
むーん……さっきはぞんざいに言ったけど、フレディ使えるな。
もっとほめておけばよかったかな?
「ねぇ、外から子供の声が聞こえるってさ。やっぱりありえないよね?」
エレベーターに片肘を付けながら、フレディが言った。
「何で??」
声がどこから聞こえたって不思議じゃないじゃん。
そこに、誰か迷いこんでたり………
…………………………………………あ。
口を開けたまま、真っ青になった私はフレディを見た。
彼も同じく真っ青になって私を見返す。
「ね?………」
「そう……ね。えへへ、何かな、何が呼んでるのかな?」
「……………………………」
なんとか言ってください。
未だかつて、心霊現象に巻き込まれたことはないよ??
怖いものも見たことないしね。
だけど……エレベーターを使ってしか外に出られないこの船で、子供の泣き声が『外から』聞こえる。
エレベーターは決まった者しか使えない。
つまり、やっぱり?
「あ、うん。なんだか、あっさりしてるね。まぁいいや……」
私達は壁に出来たエレベーターに乗り込むと、声の聞こえる甲板を目指した。
フレディがRを押すと「UNLOCK」が緑で点滅する。
むーん……さっきはぞんざいに言ったけど、フレディ使えるな。
もっとほめておけばよかったかな?
「ねぇ、外から子供の声が聞こえるってさ。やっぱりありえないよね?」
エレベーターに片肘を付けながら、フレディが言った。
「何で??」
声がどこから聞こえたって不思議じゃないじゃん。
そこに、誰か迷いこんでたり………
…………………………………………あ。
口を開けたまま、真っ青になった私はフレディを見た。
彼も同じく真っ青になって私を見返す。
「ね?………」
「そう……ね。えへへ、何かな、何が呼んでるのかな?」
「……………………………」
なんとか言ってください。
未だかつて、心霊現象に巻き込まれたことはないよ??
怖いものも見たことないしね。
だけど……エレベーターを使ってしか外に出られないこの船で、子供の泣き声が『外から』聞こえる。
エレベーターは決まった者しか使えない。
つまり、やっぱり?