異世界の巫女姫は、提督さんの『偽』婚約者!?
「バレないですか??似てるって言ってもそんなの話せばわかるでしょう?実際フレディにもバレてるし……」
うん。普通バレる。
バレないとおかしい……んだけど?
なんで昨日提督さんにはバレなかったのか。
しかも、なんか色々ととんでもないことを……うわぁー!!駄目だっ、思い出してしまった!
私の頭の妄想が激しく散らかっている中、フレディが飄々と言った。
「一晩一緒にいてバレなかったでしょ?それにね、バレるほど鷹人とあの女は一緒に過ごしてないからね。わかんないわかんない」
軽いな、フレディ。
完全に他人事だと思ってない?
「はぁ?そんなもの?婚約者なのに?」
「そ。婚約者といってもあるのは使命感だけ。元上司の娘だから大切にしなくては!とか思ってんだよ。あいつはそんなものなの。そういう教育しかされて来なかったからね、純水培養の真面目くんなんだよ。あ、そうだ、自分からバラすのも無しね」
「え??」
そんなに優しい人なら、特にバレても問題ないような気もしますよ。
「あのね、クソ女は大恩ある大将の娘でしょ?それで大事にしてるわけ。それが別人だったら大事にすると思う?!大事にする必要無いよね?」
呼び方、クソ女になってる!?
どれだけ嫌いなの?
「えー……でもそんな人には見えませんけどねぇ……」
「セリ……あいつはね、融通が効かない上にクソ真面目なんだ!だから、悪いことは言わない、鷹人には内緒にね」
結局それが一番無難なのかもしれない。
『違う世界から来ました!よろしくね!』って突然言われても誰も信じないと思うし。
あれ、そういえば。
フレディは名前以外何も聞かないな?
どこから来たのか、とか一番最初に聞くと思うけど。
…………………………。
ま、いいか。
藪蛇になっても困るしね。
うん。普通バレる。
バレないとおかしい……んだけど?
なんで昨日提督さんにはバレなかったのか。
しかも、なんか色々ととんでもないことを……うわぁー!!駄目だっ、思い出してしまった!
私の頭の妄想が激しく散らかっている中、フレディが飄々と言った。
「一晩一緒にいてバレなかったでしょ?それにね、バレるほど鷹人とあの女は一緒に過ごしてないからね。わかんないわかんない」
軽いな、フレディ。
完全に他人事だと思ってない?
「はぁ?そんなもの?婚約者なのに?」
「そ。婚約者といってもあるのは使命感だけ。元上司の娘だから大切にしなくては!とか思ってんだよ。あいつはそんなものなの。そういう教育しかされて来なかったからね、純水培養の真面目くんなんだよ。あ、そうだ、自分からバラすのも無しね」
「え??」
そんなに優しい人なら、特にバレても問題ないような気もしますよ。
「あのね、クソ女は大恩ある大将の娘でしょ?それで大事にしてるわけ。それが別人だったら大事にすると思う?!大事にする必要無いよね?」
呼び方、クソ女になってる!?
どれだけ嫌いなの?
「えー……でもそんな人には見えませんけどねぇ……」
「セリ……あいつはね、融通が効かない上にクソ真面目なんだ!だから、悪いことは言わない、鷹人には内緒にね」
結局それが一番無難なのかもしれない。
『違う世界から来ました!よろしくね!』って突然言われても誰も信じないと思うし。
あれ、そういえば。
フレディは名前以外何も聞かないな?
どこから来たのか、とか一番最初に聞くと思うけど。
…………………………。
ま、いいか。
藪蛇になっても困るしね。