異世界の巫女姫は、提督さんの『偽』婚約者!?
「今のは、君に気を使わせてしまったのか……」
は?
「オレの言い方が悪かったな、すまん……」
へ?
「言葉が足りないのは知ってるんだ。誤解させてしまうことも多々あると思う。だが、今日の君の仕事ぶりに感動してしまって……何かあげられないかと思ってたら、アイス屋があったから……な……」
何てこった……。
そんな風に考えていてくれたなんて。
私のバカ!!
意固地になってアイスごときで提督さんを凹ませてしまった……。
長い睫毛を伏せて、提督さんは少し俯いて儚く笑った。
「私こそごめんなさい。なんか良く勝手がわからなくて、意地を張らなくていいところで張ってしまって。おかしいですね………私、提督さんとは対等でいたいのかも?……あ、立場は違うんですけど……心構えの上で?」
提督さんはまたまた三白眼を大きく見開いた。
でも、その後すぐに目を細め、見たこともない笑顔になった。
「そんなことを言われたのは初めてだ。女性とはか弱いもので、守るべきものと教えられてきたからな。そうか、対等にか………善処するよ、ま、すぐには無理だけどな」
「ふふ、心の隅にでも置いといてくれればいいです」
「………アイスは奢らせて貰えるだろうか?」
もちろんですとも!!
アイスーーー!やったーーー!
「いただきますっ!!」
笑顔で立ち上がった提督さんに手を取られ、私はウキウキしてアイス屋さんに向かう。
子供かっ!!
でもいいや、子供でも。
は?
「オレの言い方が悪かったな、すまん……」
へ?
「言葉が足りないのは知ってるんだ。誤解させてしまうことも多々あると思う。だが、今日の君の仕事ぶりに感動してしまって……何かあげられないかと思ってたら、アイス屋があったから……な……」
何てこった……。
そんな風に考えていてくれたなんて。
私のバカ!!
意固地になってアイスごときで提督さんを凹ませてしまった……。
長い睫毛を伏せて、提督さんは少し俯いて儚く笑った。
「私こそごめんなさい。なんか良く勝手がわからなくて、意地を張らなくていいところで張ってしまって。おかしいですね………私、提督さんとは対等でいたいのかも?……あ、立場は違うんですけど……心構えの上で?」
提督さんはまたまた三白眼を大きく見開いた。
でも、その後すぐに目を細め、見たこともない笑顔になった。
「そんなことを言われたのは初めてだ。女性とはか弱いもので、守るべきものと教えられてきたからな。そうか、対等にか………善処するよ、ま、すぐには無理だけどな」
「ふふ、心の隅にでも置いといてくれればいいです」
「………アイスは奢らせて貰えるだろうか?」
もちろんですとも!!
アイスーーー!やったーーー!
「いただきますっ!!」
笑顔で立ち上がった提督さんに手を取られ、私はウキウキしてアイス屋さんに向かう。
子供かっ!!
でもいいや、子供でも。