異世界の巫女姫は、提督さんの『偽』婚約者!?
「恥ずかしすぎて見てられないですね。小学生ですか、あなた達」
ほんとだよっ!!
…………………。
え……………??
その聞き覚えのある声に、私と提督さんは「ブォン」という効果音とともに振り向いた。
「こっちが赤くなりますよ!!」
そこにはぷるぷる震えたフレディが、皮肉を込めた目でこちらを睨んでいた。
「フレディか、なんでここにいる?」
提督さんは、あっという間にその顔色をさっと戻して冷ややかな三白眼に戻っている。
カメレオンですか??
凄い特技ですね。
「はぁ……お嬢様の診察があるって言ったじゃないですか?」
「言ったか?すまん、忘れてた」
「ま、いいですけどね」
と、フレディは私の横に診察カバンを置き、何故かアイス屋さんへ駆けていく。
アイス、欲しかったのかな?
そして、暫くしてこちらに帰ってきたフレディの手には、バニラアイスが握られていた!!
バニラっ!?
それ………味見……したい………。
物欲しそうに見ている私に、フレディはサッとそれを差し出した。
「いいですよ、食べて下さい。はい、バニラ」
ふぁっ!フレディ、お前いいやつだな!
変態とかいってごめんよ、でも変態だけどね。
ああ、食べ物に釣られる私の悪い癖。
これは一生治りそうにない。
ほんとだよっ!!
…………………。
え……………??
その聞き覚えのある声に、私と提督さんは「ブォン」という効果音とともに振り向いた。
「こっちが赤くなりますよ!!」
そこにはぷるぷる震えたフレディが、皮肉を込めた目でこちらを睨んでいた。
「フレディか、なんでここにいる?」
提督さんは、あっという間にその顔色をさっと戻して冷ややかな三白眼に戻っている。
カメレオンですか??
凄い特技ですね。
「はぁ……お嬢様の診察があるって言ったじゃないですか?」
「言ったか?すまん、忘れてた」
「ま、いいですけどね」
と、フレディは私の横に診察カバンを置き、何故かアイス屋さんへ駆けていく。
アイス、欲しかったのかな?
そして、暫くしてこちらに帰ってきたフレディの手には、バニラアイスが握られていた!!
バニラっ!?
それ………味見……したい………。
物欲しそうに見ている私に、フレディはサッとそれを差し出した。
「いいですよ、食べて下さい。はい、バニラ」
ふぁっ!フレディ、お前いいやつだな!
変態とかいってごめんよ、でも変態だけどね。
ああ、食べ物に釣られる私の悪い癖。
これは一生治りそうにない。