「Last note」特性を持つ者へ〜5
難波さんは基本マナーに忠実だから良いとして、問題は矢崎さんだ。
「あぁ?そうだよ欲求不満ですよ。分かってるんなら俺に見せつけないで下さい。もしここでキス以上の事したら"Last note"で視た矢崎さんの恥ずかしい秘密バラしますからね?」
「何それ怖いぃ!!」
まぁそんなの視てないから冗談だけど。
「円香、そんな秘密あるのか?」
「無いですよォー!多分!!」
そんなお灸を据えて満足した俺は、コーヒー片手に【特性を持つ者へ】のHPを開いた。
特性の種類一覧ページをスクロールしていくが、やはり"無垢"の更新はされていない。
「何を探してるんですか?」
やっと仕事モードを取り戻した矢崎さんが、HPを覗き込んできた。
「あぁ?そうだよ欲求不満ですよ。分かってるんなら俺に見せつけないで下さい。もしここでキス以上の事したら"Last note"で視た矢崎さんの恥ずかしい秘密バラしますからね?」
「何それ怖いぃ!!」
まぁそんなの視てないから冗談だけど。
「円香、そんな秘密あるのか?」
「無いですよォー!多分!!」
そんなお灸を据えて満足した俺は、コーヒー片手に【特性を持つ者へ】のHPを開いた。
特性の種類一覧ページをスクロールしていくが、やはり"無垢"の更新はされていない。
「何を探してるんですか?」
やっと仕事モードを取り戻した矢崎さんが、HPを覗き込んできた。