「Last note」特性を持つ者へ〜5
それでも今は、ゆめちゃんの匂いを探さないと。
深呼吸して、ベッドに座り込み座禅を組んだ。
その瞬間、"Last note"が発動して、
案の定、行為後の匂いに吐き気がきたが耐える。
ーーーーー
布団の匂いと、
ゆめちゃんの髪のシャンプーの匂い。
"ぅ…ぅう…。"
"ゆめ?大丈夫か?"
悪夢にうなされてるようで、廣瀬が頭を撫でているビジョンが視える。
「もっとだ。もっと奥まで……。」
集中していくと、2人が寝静まった後が視えてきた。
"無垢……?"
寝惚けた目で起きるゆめちゃん。
"そこに、いるの……?"
起き上がり、
リビングに移動する彼女が視たのは
小さな光の渦だった…。
そして、その光に包まれた瞬間、
花の匂いと、
リストの「愛の夢」の音楽が聴こえた。
ーーーー
深呼吸して、ベッドに座り込み座禅を組んだ。
その瞬間、"Last note"が発動して、
案の定、行為後の匂いに吐き気がきたが耐える。
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布団の匂いと、
ゆめちゃんの髪のシャンプーの匂い。
"ぅ…ぅう…。"
"ゆめ?大丈夫か?"
悪夢にうなされてるようで、廣瀬が頭を撫でているビジョンが視える。
「もっとだ。もっと奥まで……。」
集中していくと、2人が寝静まった後が視えてきた。
"無垢……?"
寝惚けた目で起きるゆめちゃん。
"そこに、いるの……?"
起き上がり、
リビングに移動する彼女が視たのは
小さな光の渦だった…。
そして、その光に包まれた瞬間、
花の匂いと、
リストの「愛の夢」の音楽が聴こえた。
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