「Last note」特性を持つ者へ〜5
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作戦会議が行われた以来、ゆめちゃんが「Leaf」やCSS事務所に現れる事は案の定無かった。
そして10月に入ったある日、
俺は新太くんのお爺さんに会いに総合病院に訪れていた。
「新太くん、おはよう。」
「おはようっす!青山刑事、こっちです!」
新太くんに案内され病室に入ると、ベッドから体を起こし窓の外を微笑んで眺めてる老人がいる。
「じいちゃん、おはよう。」
「新太か。おはよう。今日は小春日和だな、婆さんも喜んでおる。」
「じいちゃん、ばあちゃんはもう居ないよ?」
新太くんは少しお爺さんの様子を心配したが…
「分かっとる、匂いがしたんぢゃ。」
そう言うと、俺と目が合った。
作戦会議が行われた以来、ゆめちゃんが「Leaf」やCSS事務所に現れる事は案の定無かった。
そして10月に入ったある日、
俺は新太くんのお爺さんに会いに総合病院に訪れていた。
「新太くん、おはよう。」
「おはようっす!青山刑事、こっちです!」
新太くんに案内され病室に入ると、ベッドから体を起こし窓の外を微笑んで眺めてる老人がいる。
「じいちゃん、おはよう。」
「新太か。おはよう。今日は小春日和だな、婆さんも喜んでおる。」
「じいちゃん、ばあちゃんはもう居ないよ?」
新太くんは少しお爺さんの様子を心配したが…
「分かっとる、匂いがしたんぢゃ。」
そう言うと、俺と目が合った。