「Last note」特性を持つ者へ〜5
知り合いだったかのように俺達は話すから、新太くんは交互に見て驚いていた。
「すげぇ!初対面なのにそんな事も分かるんだ!」
「ワシも"Last note"持ちに会ったのは初めてぢゃ。老い先短いのに会えるとは光栄だ。」
「俺も光栄です。」
この不思議な感覚を、まだ味わっていたかった。
お爺さんは俺を見つめずっと微笑んでいてくれる。
「少し大きな物を背負ってるみたいぢゃが、神様は乗り越えられん試練は与えない。若いって事は無限の力を秘めてるからな。安心せぇ。」
「貴方のような大先輩にそう言って頂けると、勇気が出ます。」
俺達は自然と、抱擁を交わし合った。
「すげぇ!初対面なのにそんな事も分かるんだ!」
「ワシも"Last note"持ちに会ったのは初めてぢゃ。老い先短いのに会えるとは光栄だ。」
「俺も光栄です。」
この不思議な感覚を、まだ味わっていたかった。
お爺さんは俺を見つめずっと微笑んでいてくれる。
「少し大きな物を背負ってるみたいぢゃが、神様は乗り越えられん試練は与えない。若いって事は無限の力を秘めてるからな。安心せぇ。」
「貴方のような大先輩にそう言って頂けると、勇気が出ます。」
俺達は自然と、抱擁を交わし合った。