「Last note」特性を持つ者へ〜5
ー全てはあの"予言"が始まりだった事。

"5人の戦士は双子の愛に包まれる。"

結婚式で集まり、幸せを感じ合った仲間達。

ー"全ての糸が繋がる頃、

"無垢"と大地の逆鱗に触れるだろう…"。

リストの『愛の夢』。

目覚めた"無垢"は、器を探し求めて

"無効化"のtypeBであるゆめちゃんの中に

憑依して時を待っているだろう……。

11月11日に開花しなければいけない理由。

"それがアタシの"Number"としての、
最後の役割なんや!"

「……紫音のやつ。もしかして…。」

5人の戦士として、どう戦うかは先日作戦会議は立てられたが、どうしても不思議に思う事も残っていたが、もう時間はない。

ーーーーー

「そろそろ帰ります。場所の提供、ありがとうございました。」

「うむ。またいつでも来なさい。」

住職さんに見送られ、俺は山道を下り帰って行った…。



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