「Last note」特性を持つ者へ〜5
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俺は眩しさに耐えられず、目を閉じていた。
右手にはゆめちゃんの柔らかい腕の感触。
ふと、左手に廣瀬の力強い手の温もりを感じた。
「青山!?大丈夫か!?」
「廣瀬!良かった成功だ!何とか貝殻に入り込めたぞ!」
俺達は今、光に包まれた貝殻の中にいる。
『おのれ……私の数字が…乱れ始めてる。
お前達よくも……。』
紫音のピアノの音はまだ聴こえている。
外も成功しているようだ。
「"無垢"……もう、やめろ。諦めるんだ。
ゆめの身体は渡せない。」
廣瀬が訴える。
「いや、"無垢"とは未知の特性だ。
正体は"魔性"の根源……アフロディーテの化身。」
「母さん……もう、分かってるから。
本当の姿を現して……。」
俺は眩しさに耐えられず、目を閉じていた。
右手にはゆめちゃんの柔らかい腕の感触。
ふと、左手に廣瀬の力強い手の温もりを感じた。
「青山!?大丈夫か!?」
「廣瀬!良かった成功だ!何とか貝殻に入り込めたぞ!」
俺達は今、光に包まれた貝殻の中にいる。
『おのれ……私の数字が…乱れ始めてる。
お前達よくも……。』
紫音のピアノの音はまだ聴こえている。
外も成功しているようだ。
「"無垢"……もう、やめろ。諦めるんだ。
ゆめの身体は渡せない。」
廣瀬が訴える。
「いや、"無垢"とは未知の特性だ。
正体は"魔性"の根源……アフロディーテの化身。」
「母さん……もう、分かってるから。
本当の姿を現して……。」