With You
ずっと窓の外を見ているあたしを不思議に思ったのか比呂は、あたしの隣に並んで
「綺麗だよね。ここから離れたくなくなるくらい」
と言う。
「うん。それに、外がこんなにも良いものだっていうのは初めて気付いたかも。あたしココ好きになれそうな気がする」
思いの胸を言ってみた。
「それなら嬉しいや。本当にいい所だからさ。――…ずっと…いなよ…」
急に赤い顔して、恥ずかしそうに彼は頷いた。
「…!…うっ…!うんっ!!いるよ。ここ大好きだからっ…」
最後辺りはなんだかこっちまで恥ずかしくなって早口になってしまう。
「ここにいる」それは確かだ。
でももう1つ、あたしの胸が彼によってちょっと高鳴ったのも確かだった。
また違う彼の一面を知って、少し嬉しい。
とも思った。
「綺麗だよね。ここから離れたくなくなるくらい」
と言う。
「うん。それに、外がこんなにも良いものだっていうのは初めて気付いたかも。あたしココ好きになれそうな気がする」
思いの胸を言ってみた。
「それなら嬉しいや。本当にいい所だからさ。――…ずっと…いなよ…」
急に赤い顔して、恥ずかしそうに彼は頷いた。
「…!…うっ…!うんっ!!いるよ。ここ大好きだからっ…」
最後辺りはなんだかこっちまで恥ずかしくなって早口になってしまう。
「ここにいる」それは確かだ。
でももう1つ、あたしの胸が彼によってちょっと高鳴ったのも確かだった。
また違う彼の一面を知って、少し嬉しい。
とも思った。