With You
そしてついたのはなんと…


「あたしん家じゃん!!」


てかなんで、今日初めて会った人が私の家知ってんのよ。
しかも、どうりでここに来るまで通り道に見覚えあると…


困惑顔の私はちょっと見上げる視線を彼にやると、彼はニッと笑ってまだ気づかない?と問いかけた。


「いや、まあずっと前の事だしね。でも少しくらい覚えててもいいじゃん…」


少し口を尖らせてぶつぶつ呟いている。


だから覚えてないっつーの!意味分かんない。と言おうと思うが口には出せず…。
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