人間消去アプリ
私は、もちろん【人間消去アプリ】のユーザーではない。
【人間消去アプリ】についての話を沙織から聞いても、そのアプリをインストールしようとは思わなかった。
「ねぇ、すずね」
私は、右隣に座っているすずねに声をかけた。
「なに?」
「あのさ……【人間消去アプリ】って知ってる?」
「【人間消去アプリ】……?」
すずねは頭上にクエスチョンマークを浮かべながら首をかしげた。
どうやら【人間消去アプリ】を知らないみたいだ。
ほっと胸を撫でおろす。
「すずね、そのアプリ知らないんだ」
「……うん」
【人間消去アプリ】についての話を沙織から聞いても、そのアプリをインストールしようとは思わなかった。
「ねぇ、すずね」
私は、右隣に座っているすずねに声をかけた。
「なに?」
「あのさ……【人間消去アプリ】って知ってる?」
「【人間消去アプリ】……?」
すずねは頭上にクエスチョンマークを浮かべながら首をかしげた。
どうやら【人間消去アプリ】を知らないみたいだ。
ほっと胸を撫でおろす。
「すずね、そのアプリ知らないんだ」
「……うん」