人間消去アプリ
なんて思いながら履歴をスクロールしていった。
だが、数回スクロールしたところで、手がピタッと止まった。
アプリの消去履歴の中に、私のお父さんとお母さんの名前があったから。
お父さんとお母さんの名前が入っていたことで、このスマホの持ち主が判明した。
円歌だ。
円歌しかいない。
きっと、教室を出ていく前に、スマホを私の机に置いていったのだろう。
バカだな、円歌。
スマホを置き忘れちゃったなんて。
今から取りにきても、もう遅い。
私のお父さんとお母さんを殺したばつを、円歌に与えてやる。
心の中にたまっている怒りをおさえ、円歌のスマホをカバンの内ポケットに入れる。
だが、数回スクロールしたところで、手がピタッと止まった。
アプリの消去履歴の中に、私のお父さんとお母さんの名前があったから。
お父さんとお母さんの名前が入っていたことで、このスマホの持ち主が判明した。
円歌だ。
円歌しかいない。
きっと、教室を出ていく前に、スマホを私の机に置いていったのだろう。
バカだな、円歌。
スマホを置き忘れちゃったなんて。
今から取りにきても、もう遅い。
私のお父さんとお母さんを殺したばつを、円歌に与えてやる。
心の中にたまっている怒りをおさえ、円歌のスマホをカバンの内ポケットに入れる。