人間消去アプリ
普段よりも低い声で返事し、玄関に向かう。
玄関のドアをガチャッと開けると、そこにいたのは、クラスメイトの園子(そのこ)だった。
園子は、ユキエと同じグループの子だ。
「やっほー、理央!」
元気だね、園子。
なんでそんなに元気なの?
私には理解不能だよ。
「園子……学校はどうしたの?」
「へへっ、抜けだしてきちゃった!
理央の顔が見たかったからね〜!」
なにが「へへっ」だよ、気持ち悪い。
園子がペロッと舌を出す様子を見て、私は吐き気をこらえる。
私の顔が見たかった?
そんな理由で、学校を抜けだしてきたの?
玄関のドアをガチャッと開けると、そこにいたのは、クラスメイトの園子(そのこ)だった。
園子は、ユキエと同じグループの子だ。
「やっほー、理央!」
元気だね、園子。
なんでそんなに元気なの?
私には理解不能だよ。
「園子……学校はどうしたの?」
「へへっ、抜けだしてきちゃった!
理央の顔が見たかったからね〜!」
なにが「へへっ」だよ、気持ち悪い。
園子がペロッと舌を出す様子を見て、私は吐き気をこらえる。
私の顔が見たかった?
そんな理由で、学校を抜けだしてきたの?