人間消去アプリ
家に友達を招待したり、友達に家のことを話さない理由がなにかあるのだろうか。
そう思いながら廊下を歩いていくと、沙織が足をピタッと止めた。
「どうしたの?」
沙織は廊下の真ん中あたりで立ち止まっており、あたりを見まわしている。
いったいなにをしたいんだろう。
「なにかあった?」
「……理央ちゃんの部屋、どこなの?」
こちらに視線を向けて眉をハの字にした沙織の顔が視界に映り、思わず「うっ」と声をあげた。
しまった、部屋の掃除をするの忘れた。
自室に誰かが来るときは、誰かが来るまで掃除をするんだけど……。
そう思いながら廊下を歩いていくと、沙織が足をピタッと止めた。
「どうしたの?」
沙織は廊下の真ん中あたりで立ち止まっており、あたりを見まわしている。
いったいなにをしたいんだろう。
「なにかあった?」
「……理央ちゃんの部屋、どこなの?」
こちらに視線を向けて眉をハの字にした沙織の顔が視界に映り、思わず「うっ」と声をあげた。
しまった、部屋の掃除をするの忘れた。
自室に誰かが来るときは、誰かが来るまで掃除をするんだけど……。