来世もきっと、私は貴方に恋をする。
第三章

「ふぅ…なんかどっと疲れた……」

長い話し合いの末
ようやくあの重い雰囲気から開放された
長い廊下を歩いて進むとあるひとつの部屋から
突然手が出てきた

「ん?」

その手は私を手招きしているような手振りで
そこへ向かうと、沖田さんがいた
私は身を隠すように部屋へはいった

「どうだった?」

「いやどうもなにも緊張しました……」

「上手くいっただろ?俺の作戦」

「まあ一応…」

それはこの屯所に来る何時間も前
沖田さんが考えた提案から始まった


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