来世もきっと、私は貴方に恋をする。
私の元へ来たのは平助くんだった
「平助くんどうしたの?」
「あっ、あのさ…一緒に寝ないか?」
「ええっ!?」
「いや変な意味じゃねーよ!?
俺はお前のただの護衛だし!」
「いや、だけど一緒にって…」
さすがに相手が護衛の平助くんでも
やっぱりちょっと緊張する
だって産まれて21年間のあいだで
彼氏なんて出来たことないんだよ!?
「俺の部屋の天井からガサガサ聞こえんだよ
たぶんネズミなんだろうけど
言いたくねーけど、俺ビビりだからさ
最近それのせいで眠れないんだ」
「…わかった、平助くんならいいよ?
何もしないって信じてるから」
「マジで助かる!サンキューな」
平助くんが布団に入ろうとしたその時