来世もきっと、私は貴方に恋をする。
「夏、ちょっと肩貸して」
「えっ?」
沖田さんは私の正面に座り直して
私の肩に顔をうずめた
「巡察と警護があって疲れたから
お前にこうしてると不思議と癒される」
「あっ、あのっ……」
どうしよう、すごくドキドキする
平助くんとは違う、大人の雰囲気
「夏、なに固まってんの?」
「おっ、沖田さんが
こんなことするからです!!」
私がドキドキしてるのを知ってか知らずか
沖田さんはさらに私を追い詰める
「平助と俺は違うってこと、分からせてやる」