来世もきっと、私は貴方に恋をする。

沖田さん、原田さん、平助くん、土方さん
永倉さんは市中へと向かっていった
近藤さんと私はというと
屯所で伝令を待つことになった


「あの近藤さん、皆さん大丈夫でしょうか…」

「俺らが心配するほど、あいつらは弱くねーよ
今までどんな激しい戦があろうと
みんなで必死にここまで駆け抜けてきたんだ
昔よりだいぶ変わった、この新選組は」

近藤さんはどこか懐かしむかのように
昔話を語り始めた

「総司なんていつも危なっかしいからな
あいつが小さい頃から知っているけど
なんせ戦が大好きでなー」

「なんか沖田さんらしいですね」

「夏、お前は総司のどこに惚れたんだ?」

「えっ!?えっと……」

やばい、いい言い訳が見つからない

「総司なんてやめて、俺はどうだ?」

「はい!?」

やっぱり見た目通りチャラい!!

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