来世もきっと、私は貴方に恋をする。
私は静かにその場から出た
あんなのずっと見てられない
すごく胸が苦しい
「おう、お前も風に当たりに来たのか?」
「土方さん?」
廊下にある窓辺にいたのは土方さんだった
「土方さん、1人で何してるんですか?」
「俺はあんまり酒が得意でなくてな
場酔いしちまうから涼みにきたんだ」
「そうですか…」
「お前なんか変だな。どうした?」
「…男の人はみんな、桔梗さんみたいな
綺麗でお淑やかな人が好きなんでしょうか」
「総司は口が上手いとこあるから気にすんな
店の女に言ってんのは社交辞令みたいなもんだ」