来世もきっと、私は貴方に恋をする。

いまなんと信じられないことに
あの、歴史上の有名人・沖田総司がいる
もしかして嘘?ドッキリ?
というか私、なにしてたんだっけ

「あのすみません、ここはどこですか?」

「お前どっか頭でも打ったのか?
ここは京都だ」

「きょっ、京都!?」

ちがう、私の住んでる場所は京都なんかじゃない
もっと離れたド田舎だもん
京都なんて行ったこともないよ?

「お前、河原のすぐそばで倒れてたが
お前も放浪してんのか?」

「河原……」

そうだ
私あの時確か足を滑らせて川に落ちたんだ
すごい苦しくて、息も出来なくなって
気づいたらここに
っていうことはもしかして私……

お化けが住む街に
本当に来ちゃったってことー!?

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