来世もきっと、私は貴方に恋をする。

「本当にそうなんでしょうか
私、自信が無いです……」

なんでこんなにモヤモヤしてるのか
自分自身でもう理由はわかってる

きっと私いま、すごく嫉妬してるだけ


「あいつはお前に中途半端な気持ちで
死ぬまで離さないとか言う奴じゃない
お前はもうあいつの妻なんだから
もっと総司を信じてやれ」

確かに土方さんの言う通りかもしれない
けどやっぱり複雑な気持ちが消えない

「夏、今という時間を大事にしろ
もし総司が死んだ時に、ああすれば良かったとか
後悔するのはお前だぞ」

「後悔……」


「おい、何やってんだよ」

「……っ！」

声がするほうを振り向くと、そこには
不機嫌そうな顔をした沖田さんがいた