来世もきっと、私は貴方に恋をする。
第八章
深夜、屯所に戻った私達
そして私は久しぶり夢を見た
それはシーンが途切れ途切れで
よくわからない夢
ただ一つ覚えていたこと
それは私が寝ている様子だった
まるで寝ている私を私が見ているような
なんとも不思議な夢
「おーい、朝だぞ夏」
「ん…」
目が覚めると横には沖田さんがいた
「お前が寝坊なんてめずらしいな」
どうやら私は寝坊したらしい
いつもは自然と同じ時間に目が覚めるのに
長くて不思議な夢を見たから?
いや、ただ単に疲れていたからかな