ストロベリーシェイク
家に帰ると、ただいまも言わずに部屋に飛び込んだ。
「嘘だ……」
手に握られたカメラに涙がこぼれ落ちる。
「失恋したの……?優真先輩のためだけに中学三年間を棒に振って、友達もいなくて……。頑張ったのに……。」
私が声を殺して泣いていると下からお母さんの声がした。
「苺恋〜?友達来てるけど…!」
友達……?誰だろう。学校では歌恋としかつるんでないし、中学は友達いないし。
「失礼します」
お母さんはどうやら家にあげたらしい。どうしよう。怪しい人だったら……というか、泣いてる時に……。
ーコンコン
ノックの音に慌てて涙を拭う。
「どうぞ」
「苺恋……」
「嘘だ……」
手に握られたカメラに涙がこぼれ落ちる。
「失恋したの……?優真先輩のためだけに中学三年間を棒に振って、友達もいなくて……。頑張ったのに……。」
私が声を殺して泣いていると下からお母さんの声がした。
「苺恋〜?友達来てるけど…!」
友達……?誰だろう。学校では歌恋としかつるんでないし、中学は友達いないし。
「失礼します」
お母さんはどうやら家にあげたらしい。どうしよう。怪しい人だったら……というか、泣いてる時に……。
ーコンコン
ノックの音に慌てて涙を拭う。
「どうぞ」
「苺恋……」