アブナイ王子様たち
む、無理、無理、無理!
無理に決まってるじゃん!
しかも、好きでもない人と……。
ブンブンと首を左右に振って、翔さんにキスされないように拒否する。
しかし、翔さんの声が私の耳をくすぐり、誘惑してきた。
「あんた、俺のおもちゃだろ。
おもちゃに拒否権なんてないから」
「ひゃっ……」
少し低くて甘い声に、顔がさらに熱くなる。
またおもちゃって言った……!
「キス、するから」
えぇーっ!
もう一回するの⁉︎
キスを⁉︎
嫌だ、嫌だ、嫌だ!
ファーストキスを奪われて、セカンドキスまで奪われたらたまったもんじゃない!
無理に決まってるじゃん!
しかも、好きでもない人と……。
ブンブンと首を左右に振って、翔さんにキスされないように拒否する。
しかし、翔さんの声が私の耳をくすぐり、誘惑してきた。
「あんた、俺のおもちゃだろ。
おもちゃに拒否権なんてないから」
「ひゃっ……」
少し低くて甘い声に、顔がさらに熱くなる。
またおもちゃって言った……!
「キス、するから」
えぇーっ!
もう一回するの⁉︎
キスを⁉︎
嫌だ、嫌だ、嫌だ!
ファーストキスを奪われて、セカンドキスまで奪われたらたまったもんじゃない!