アブナイ王子様たち
はぁ……。
私、運悪いな。
よりによって、翔さんに見つかっちゃうなんて。
深々とため息をつくしかない。
その直後、翔さんがいきなり、こんなことを言いだした。
「あっ、そうだ。
ここまで来たんだから、俺と一緒に大学の文化祭、見てまわるか」
「は、はぁっ⁉︎」
な、なに、いきなり。
なんで文化祭に私を連れていこうとするの⁉︎
「い、嫌ですよ!」
そんなの、嫌に決まってるじゃん!
「ふーん。
なら、ここでおとなしく俺にキスされるんだな」
えぇっ⁉︎
どうしてそんなふうになるの⁉︎
「そ、それも嫌ですよ……!」
「わがまま言うなよ、来栖川愛海」
私、運悪いな。
よりによって、翔さんに見つかっちゃうなんて。
深々とため息をつくしかない。
その直後、翔さんがいきなり、こんなことを言いだした。
「あっ、そうだ。
ここまで来たんだから、俺と一緒に大学の文化祭、見てまわるか」
「は、はぁっ⁉︎」
な、なに、いきなり。
なんで文化祭に私を連れていこうとするの⁉︎
「い、嫌ですよ!」
そんなの、嫌に決まってるじゃん!
「ふーん。
なら、ここでおとなしく俺にキスされるんだな」
えぇっ⁉︎
どうしてそんなふうになるの⁉︎
「そ、それも嫌ですよ……!」
「わがまま言うなよ、来栖川愛海」