アブナイ王子様たち
私も、叔母さんに負けないくらいの笑顔を見せる。
汗をぬぐい終え、髪を束ねていたゴムをほどいた直後、はっと目を見開いた。
「叔母さん、麻椰(まや)ちゃんに挨拶してもいいですか?」
麻椰ちゃんというのは叔母さんの子供で、私のいとこにあたる人物。
私よりひとつ年上で、小さいころよく遊んでいたが、私が中2のとき事故で亡くなってしまった。
叔母さんの子供は麻椰ちゃんひとりだけだったので、麻椰ちゃんを亡くした叔母さんはしばらくショックから抜けだせなかったという。
「えぇ、いいわよ」
叔母さんの了承を得て、麻椰ちゃんがいるところに向かう。
汗をぬぐい終え、髪を束ねていたゴムをほどいた直後、はっと目を見開いた。
「叔母さん、麻椰(まや)ちゃんに挨拶してもいいですか?」
麻椰ちゃんというのは叔母さんの子供で、私のいとこにあたる人物。
私よりひとつ年上で、小さいころよく遊んでいたが、私が中2のとき事故で亡くなってしまった。
叔母さんの子供は麻椰ちゃんひとりだけだったので、麻椰ちゃんを亡くした叔母さんはしばらくショックから抜けだせなかったという。
「えぇ、いいわよ」
叔母さんの了承を得て、麻椰ちゃんがいるところに向かう。