アブナイ王子様たち
優しい。
優しすぎるよ。
涙が出てきちゃうよ。
まばたきをすると、目から涙がこぼれてきて、止まらなくなった。
涙があふれている間は、翔さんが隣で背中をさすってくれた。
数分後、あふれた涙が止まり、薫くんからスマホを受け取る。
「ありがとうございます、4人とも。
私、4人と一緒に過ごせて、幸せです」
涙を手のひらでぬぐい、スマホをギュッと握りしめる。
「俺たちだけじゃなくて、兄貴も入れろよ。
兄貴も、あんたと一緒に住んでんだからな」
翔さんのツッコミが入ったところで、公園内に笑いが巻き起こる。
だが……。
【愛海ちゃんは、必ず俺のものにする。
4人の男のガードなんて、粉々にしてやる】
スマホに、ストーカーからの新たなメッセージが届いていたことに、私は気づかなかった……。
優しすぎるよ。
涙が出てきちゃうよ。
まばたきをすると、目から涙がこぼれてきて、止まらなくなった。
涙があふれている間は、翔さんが隣で背中をさすってくれた。
数分後、あふれた涙が止まり、薫くんからスマホを受け取る。
「ありがとうございます、4人とも。
私、4人と一緒に過ごせて、幸せです」
涙を手のひらでぬぐい、スマホをギュッと握りしめる。
「俺たちだけじゃなくて、兄貴も入れろよ。
兄貴も、あんたと一緒に住んでんだからな」
翔さんのツッコミが入ったところで、公園内に笑いが巻き起こる。
だが……。
【愛海ちゃんは、必ず俺のものにする。
4人の男のガードなんて、粉々にしてやる】
スマホに、ストーカーからの新たなメッセージが届いていたことに、私は気づかなかった……。