アブナイ王子様たち
リビングの床にゴミがひとつもなくなってきれいになったことを確認する。
そして、キッチンに掃除機を移動させた、まさにそのとき。
誰かが階段を下りるような足音が近くから聞こえてきて、思わず手を止めた。
あれ?
今日は平日だから、悟さんたち5人は家にいないはずなんだけど……。
頭上にクエスチョンマークを浮かべる私に、足音の主がこちらにやってきた。
バチッと目が合う。
「し、翔さん……⁉︎」
「おはよ」
さっと目をそらし、驚く私をスルーする翔さん。
そう、足音の主は翔さんだったのだ。
な、なんで……。
そして、キッチンに掃除機を移動させた、まさにそのとき。
誰かが階段を下りるような足音が近くから聞こえてきて、思わず手を止めた。
あれ?
今日は平日だから、悟さんたち5人は家にいないはずなんだけど……。
頭上にクエスチョンマークを浮かべる私に、足音の主がこちらにやってきた。
バチッと目が合う。
「し、翔さん……⁉︎」
「おはよ」
さっと目をそらし、驚く私をスルーする翔さん。
そう、足音の主は翔さんだったのだ。
な、なんで……。