👑Emperor bride



「ラナ、私はお前と食事を取りた
いのだ。 
 
つれない事を言うな。」

ラナはそれを聞いてちょっとニヤニヤしてしまったが

「うっ、ううん、ケホケホ、チャンク様はお客様だし、私は居候です。
 違いわかります?」


 「分かる!でもラナは。例外!!
  なんならオレ、が食費を
  出す。」


「マージ!! 止・め・て!! 」
クダサイ

「何で??」丶

「いやいやいや、それ無理
でしょう。」

「だから?な・ん・で?」
「な、何でって、
チャンク様には婚約者が
 おられますよ ね?ね?ね!! 」

「ああ、確かに。いるな!!」

  「いつ、御婚礼ですか?」

「来年4月かな?確か。」

  「ハァ自分の婚礼でしょ。
 しっかりして下さいませ。」

「で!! それが何だ?」

「ナンダ?って?
 普通婚約者は、面白くないですよ。私も意味なく、申し訳ないです。
 毎日毎日、昼飯食いに来たら
普通疑いますよね!!」


「ああ!! 大丈夫!大丈夫!
 オレ第5夫人まで持てるから
 ミリアンも、了承している。」


(エ~うそお~マジすか?)
ラナは百面相並みに顔を変え驚いた。

ハーレム
大奥
unbelievable

「婚礼なんて、国と国を結に必要な気にする事ではない。」
      ぇーームリ~私ムリ~。

「私が言いたいのは、愛する女は
1人で、あとの4人は自分の家
にいるように自由にしていて
 よいのだぞ。」 

悪びれもせず、チャンクは言っ
てのけた。

「で、第一夫人はミリアン様??」

「まあ・・・、そうだ・・・な。
 国も大きいし、一番に婚礼するのだから、うん、まあ・・・💦
 そうなるな。」

    
 ヤッパリ考え方が違うのか?
 お育ちが違うのか‥
 所変われば品変わる‥
 ラナには到底理解出来ない!
 後継ぎを作るための事だろうけど!

 慣わしだろう。
 つまり、お妾を置くとゆうこと‥か?


「私は嫌です。関係無いけど‥
 ってかぁ他の人達は?
 一夫一婦制ですよね。」

「ウ~ンだな。
 俺だけ、特別テキナ…。
 跡取り必要な環境ってゆうかぁ…」


「まあ!! 私は必要ないですけど
 ハッキリ言えば私が花嫁なら
 ゼ~ッタイやだね、

そんな旦那‼ お断りでーす。
お店は良いけど、此処には
来ないで下さい。」
        キモ~
〃キモスギ~マジ一番嫌いな
タイプーッ〃
  

マジ一番嫌い。


「ド・スケベじゃんかー‼ 」 

〃エッ、オレ〃

「奥さん達可哀想(五人) 」

「 可哀想なのか?彼女、喜んで
たぞ。」

「アーやだやだ!!       
お妾さん達は自由無し、
恋愛Xなの? 」
   
「夫がいるんだから、当たり前じゃないか?」

何言ってるんだと呆れた顔を向
けられた。


「チャンクは、五人平等の夫?」 

「まあ、そうなるな!!」

「彼女達、何の為の人生?  
 国の為、身を捧げる?何時代?
 人質!人攫いと同じじゃん。」 

「人攫いって‥Д」

ポカーンとした顔のチャンクに
さらに説教気味に言った。


             


「愛してあげなよ、守ってあげなよ。
 お嫁さんだよ。
 自由にしてあげたいなら婚礼
やめとけよ。
 嫁は、1人にしとけよー」


子供だけ産ませて何様ダヨ。
男の癖に
このぉ~スカポンタン!
ただのスケベ親父キモ~


ではごゆっくり。」
ラナは信じられないとばかり軽蔑の
眼差しを浮かべ....

「このぉ〜タラシ‼野郎‼」
と傷つく言葉をなげた。





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