なんだかんだ好きなんだ。

『なんだかんだ好きなんだ』～出逢い～

私は、一瞬で一目惚れした。






それは、5年生の頃
サッカーをやってる君に
委員会が一緒だった君に
笑顔が素敵な君に
期待をさせる君に
年上の君に




一目惚れした。初めて話をしたのは、わたしが小学5年生の夏。公園で遊んでた時に、私がちょっかいで水風船を投げた時、君は追いかけてくれて、やり返しに来た時。




委員会活動で、ちょっかい出してきたり、笑ってくれたり。


委員会がない時でも微笑んでくれた。


ガムテープのごみを投げてきたり、「変態」って言ってきたり。


とにかく、




あぁ、好きだな。って思った。容姿端麗、スポーツ万能、頭も良くて、かっこよくて




そんな君はモテてた。




ただ、想ってるだけじゃだめだった。






でも、そう思った時にはもう遅かった。