ある幼なじみの恋 [完]
しばらく勉強しているとお母さんにゴミ出しを頼まれた。
もう!!そんなの自分で行けば良いのに
なんて言い返しても結局はお母さんに押し切られちゃうんだよね。苦笑
外に出るとちょうど右京のお母さんとお父さんが家からでてきた。
「右京!ほんとに買い物着いてこないの?」
「行かないって言ってるだろー!」
「かあさん、男ってのはそんなもんだって。」
「でもあなた、最近右京と三人でどっかに行った事なんてないのよ?」
「いいじゃないか。俺も久しぶりの休みなんだ。たまには二人っきりでどこかに行きたいと思っていたんだけどなぁ。」
「あなたがそう言うなら。」
そう言って右京のお父さんお母さんは車に乗って出ていってしまった。