ある幼なじみの恋 [完]



とたんに何かに包まれる。


「う・・・きょう?」




返事がない。




ゆっくり顔を上げると、そっぽを向いた真っ赤な顔・・・




「かーわい」


ボソッと言ったのに右京には聞こえてたみたいで、さっきよりも強く抱きしめられた。



すごく幸せな気分になる。


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