ある幼なじみの恋 [完]



「右京は次の大会いつなの~?」


「ん~夏休みはいってすぐくらいかな。」


「ここのグラウンド?」

「うん。見に来るの?」

「だめ?」

「いいけど・・」


そう言うと右京は少し顔を赤くする。

照れてるのかな?笑












ほんとはこの1ヶ月不安でしょうがなかった。
あたしの何か言う一言一言を右京がどう思いながら聞いているのかが分からなくて。
心の奥ではあたしに思われるのが迷惑とかって思ってるかもしれない。



でも右京が嫌だっていえないのを知ってるから。









やっぱりあたし卑怯だ。


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