いじめ ー昨日までの友達ー
「どうしたの~?そんなに濡れて~」
「雨でも降った~?」
「ヒッサーン!くすくす」
「アンタの菌を流してあげたんだから感謝してよね~!!」
その言葉に、私は耳を疑った。
嘘だ 嘘だ!嘘だ!!
そんなはずない!だってだって、コノ声はーー




「り・・・ん?」
「きやすく私の名前を呼ばないでよ。裏切り者。」
そんなー。信じてたのに。
酷いよ!酷いよ!!
「凛!!」
バシィィ!
突然怒鳴り声が聞こえて下げていた顔を上げた。
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