いじめ ー昨日までの友達ー
「アンタに地獄を見せてあげる。私ムカついちゃったからさぁ~。アンタが謝るか死なない限り、苦しめ続けてやるよ!」
ザクッ
ポタッポタッ
古城は、自分で右頬を切り付けた。
傷口からは、真っ赤な血がポタポタと廊下に落ちてはん点を作っている。
「せいぜい…楽しませてよねぇ。」
「いやぁぁぁぁぁ!」
古城は、悲鳴をあげて廊下に座り込む。顔には、涙が頬を伝っていた。
ガラッ!
突然2年1組の扉が開いて、担任と生徒が顔を覗かせる。「古城さん!!?」
古城が泣いている事に気付いた担任が古城に駆け寄る。
その後を、数名の女子が付いて行く。
「古城さん!大丈夫ですか?」
「はッは…い。ウッ」
古城が泣きながら顔をあげる。そこには、さっき切った傷がまだ血を流していた。
「!!この傷・・・。まさか・・・諒さんが?」
担任がゆっくりと振り返り私を信じられないといった様な目で見る。
「ッ!はい・・・わ・・・私の事・・・ウゥ・・・目ざわりだって・・・
居なくなれって言って、私の・・・顔を、カッターで・・・ッ~!」
私は、その様子を冷めた目で見下す。
担任は、そんな私の態度が気にくわなかったのか、私を叱る。
「諒さん!なんなんですかその目は!?
あなた、古城さんに怪我をさせたんでしょう!?
謝りなさい!!」
みんなの視線がいっきに私に注がれる。
それも、思い切り冷めた目で。
でも、そんな事、どうでもいい。
「イヤです。」
ザクッ
ポタッポタッ
古城は、自分で右頬を切り付けた。
傷口からは、真っ赤な血がポタポタと廊下に落ちてはん点を作っている。
「せいぜい…楽しませてよねぇ。」
「いやぁぁぁぁぁ!」
古城は、悲鳴をあげて廊下に座り込む。顔には、涙が頬を伝っていた。
ガラッ!
突然2年1組の扉が開いて、担任と生徒が顔を覗かせる。「古城さん!!?」
古城が泣いている事に気付いた担任が古城に駆け寄る。
その後を、数名の女子が付いて行く。
「古城さん!大丈夫ですか?」
「はッは…い。ウッ」
古城が泣きながら顔をあげる。そこには、さっき切った傷がまだ血を流していた。
「!!この傷・・・。まさか・・・諒さんが?」
担任がゆっくりと振り返り私を信じられないといった様な目で見る。
「ッ!はい・・・わ・・・私の事・・・ウゥ・・・目ざわりだって・・・
居なくなれって言って、私の・・・顔を、カッターで・・・ッ~!」
私は、その様子を冷めた目で見下す。
担任は、そんな私の態度が気にくわなかったのか、私を叱る。
「諒さん!なんなんですかその目は!?
あなた、古城さんに怪我をさせたんでしょう!?
謝りなさい!!」
みんなの視線がいっきに私に注がれる。
それも、思い切り冷めた目で。
でも、そんな事、どうでもいい。
「イヤです。」