いじめ ー昨日までの友達ー
第2章ー信じてー
え~今凛と古城さんに学校を案内している。


古城さんと凛はキャッキャッと騒いで、私は渋々
2人について行っている。





凛「じゃぁ、後は1階だけだね。」
そう言いながら凛は階段を下りていく。
古城さんはその後をウキウキしながら歩く。




古城「1階ってぇ何があるのぉ?」
凛「保健室と家庭科室。あとは、あんまり人が来ない薄暗い廊下だよ。」


古城「廊下ぁ?」
凛「うん。ちょっと気味悪い所だよ。」
古城「ふ~ん」





古城さんはつまらなそうに返事をする。


でも、私の見間違いかどうかはわからないけど、
古城はほんの一瞬


怪しく笑ったように見えた。
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