先輩が大好きでした。
memories 1
~memories 1~
「ニャー、ニャー、ニャー…」
朝。いつもの猫の鳴き声のアラームで目が覚めた。
「うるっさ…。」
今日から中学二年生。
新学期、学校とか憂鬱だなぁ…最悪な気分。そんなことを思いながら制服にそでを通した。
「おはよう。」
「あ‥おはよう!」
出来るだけ元気に、親に挨拶を返して、パンを咥えて。
私は、友達の 東雲燐音ちゃん と約束している交差点へ向かう。
「楓花~!おはよぉー。」
「あ、おはよう。燐音さん。」
「燐音でいいって言ってるのに。」
「なんか下の名前呼びで、“さん”が付かないのって慣れないんだよね。」
「え、じゃあ私も“夜桜楓花さん”に直しちゃうよ?」
「え~…じゃあ、燐…音?」
「えへへ…なんか照れるなぁ…」
「なんか恥ずかしいからこの話は終わりねっ。…そういえばさ、燐…音、昨日彼氏と遊園地デートって言ってたけど、どうだった?」
パァァ…と燐音かわいい顔がさらに顔が明るく、そして美しく輝く。
人間って恋をすると綺麗になるっていうけど。まさにその通りだと思う。
「ニャー、ニャー、ニャー…」
朝。いつもの猫の鳴き声のアラームで目が覚めた。
「うるっさ…。」
今日から中学二年生。
新学期、学校とか憂鬱だなぁ…最悪な気分。そんなことを思いながら制服にそでを通した。
「おはよう。」
「あ‥おはよう!」
出来るだけ元気に、親に挨拶を返して、パンを咥えて。
私は、友達の 東雲燐音ちゃん と約束している交差点へ向かう。
「楓花~!おはよぉー。」
「あ、おはよう。燐音さん。」
「燐音でいいって言ってるのに。」
「なんか下の名前呼びで、“さん”が付かないのって慣れないんだよね。」
「え、じゃあ私も“夜桜楓花さん”に直しちゃうよ?」
「え~…じゃあ、燐…音?」
「えへへ…なんか照れるなぁ…」
「なんか恥ずかしいからこの話は終わりねっ。…そういえばさ、燐…音、昨日彼氏と遊園地デートって言ってたけど、どうだった?」
パァァ…と燐音かわいい顔がさらに顔が明るく、そして美しく輝く。
人間って恋をすると綺麗になるっていうけど。まさにその通りだと思う。
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