ゼフィルス、結婚は嫌よ

マドンナ「ライク・ア・バージン」

〔※↓そのライクアバージンの歌詞と訳詞です〕
♫~I made it through the wilderness. Somehow I made it through(わたし荒れ果てた場所を何とか通り抜けて来たの。わたしなりにどうにか頑張ってね…切り抜けて来たのよ)I was beat incomplete. I'd been had, I was sad and blue. But you made me feel. Yeah, you made me feel. Shiny and new(わたしは打ちひしがれていて、ずっと悲しくて泣きたい気分だったの。でもあなたはわたしに感じさせてくれた。そう、あなたがわたしにくれたのは、輝かしい日々と、生まれ変わった私だった)~♬
「…Like a virginライクアバージン、ヘーイ」とBGMに合わせて小声で「ヘーイ」を口にした時にウエイトレスがプリンを持って来た。『なにこのオバサン?』という顔をしてプリンをテーブルに置く。惑香はバツが悪げにもう一度「ヘーイ」とウエイトレスに云って親指を立てニコッとして見せる。親しみのある惑香の笑顔にウエイトレスも思わず口元をゆるめて右手の親指を一本立ててくれた。ふーっとウエイトレスが去ったあとで息を吐く。『まったく、34才のオバサンのすることじゃないよね』と自嘲する。プリンのサクランボを口に含んでから『でもあの時はあなたに…そう、あなたにマドンナの〝ヘーイ〟を云ってみたかったのよ。どうしてって…あの歌詞通りの気持ちになったからよ。あなたに…』
〔※↓さらにその歌詞の続きです〕
♬~Like a virgin Touched for the very first time Like a virgin When your heart beats Next to mine(まるっきりヴァージン娘みたいに 初めて触られた時みたいに そんな感じがするわ あなたの鼓動が聞こえるとき それに重なって私の鼓動も高鳴るの)~♫
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