いつでもきみのそばに


「それより食べていい?」


「あ、うん。どうぞ」


「はあ、幸せ。こんな幸せなことあっていいのかな?」


「幸せって。小さい幸せだな」


「小さくてもいいの。幸せは幸せなんだもん」


「そっか」


たしかにそうかもしれない。

幸せに大きいも小さいも関係なくて。


俺にとったら舞が隣にいてくれるだけで幸せだから。


でもきっとそれはほかのひとからしたら小さいことなのかもしれないし。

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