いつでもきみのそばに
「舞、大丈夫?」
あれから無事決めなきゃいけないことは決まった。
でもその間舞は頷くか首をふるしかしなくて。
俺や光はそんな気にしないけれど、やっぱり女子は違くて。
口にすることはなかったけれど、睨むように舞をみていた。
「うん、ごめんね。なんか緊張しちゃって」
「まあ、今日はいいとして。遠足の時はさすがにあれだとちょっと、な」
「わかってる。ちゃんと話せるようにする。牧瀬さんと三浦さん、だよね?」