いつでもきみのそばに
「舞、友達できてよかったな」
バスで学校まで戻りそのあと解散になった俺と舞はいつものように帰っていた。
「うん」
「さっきもちょっと思ったんだけど、元気ない?」
「そんなことないよ、でもちょっと疲れちゃったのかも」
たしかに今日舞はよく動いていたからそれのせいなのか。
「ごめんね、じゃあまた明日」
「うん、ゆっくり休めよ」
「ありがと」
家の前につくと舞はすぐに家にはいっていった。
俺は勝手に舞の嬉しそうな顔がもっと見れると思っていた。
友達できたよって喜ぶかと思ってた。
俺は舞のことなんてなにも知らなかった。