いつでもきみのそばに


朝のうちは頭が混乱していてよく舞をみれていなかったけれど、よくみるとあの頃よりも少し背が伸びていて顔つきも大人びてみえた。


まるであの頃からずっと生きていたように。




俺は、舞のことが小さいときから好きだった。



元気で明るくて、笑顔が絶えなくて。


でも甘えん坊で泣き虫なところもあって。
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