いつでもきみのそばに
大ちゃんへ
驚いたよね?ごめんね。
伝えたいことがたくさんありすぎて、でも伝えられる時間がなさそうなので手紙にしました。
大ちゃん、まずは本当にごめんなさい。突然消えてしまうこと。
大ちゃんの前に現れたことが正解だったのか、今でも正直わかりません。
残された立場の人がどんな気持ちなのか、それは死んじゃったあとみんなのそばにいたからわかってた。それをもう一度経験させてしまって、本当にごめんなさい。
でも、それでもわたしは嬉しかった。
大ちゃんが笑うようになって、前向きに生きるようになって。
それを近くでみてこられたこと、本当に嬉しかった。
わたしね、大ちゃんの幼馴染でよかった。
わたしの13年間とこの奇跡のような半年間。
大ちゃんのおかげでずっと楽しかったよ。