いつでもきみのそばに
最終章
「大ちゃんはね、真っ白」
「なんで?」
「何色にでもなれるから」
「・・・は?」
「白ってこれから何色にでもなれるでしょ?いろんな色を重ねることができるし、なりたい色になることができる。まだまだこれからってことだよ」
「そんなこといったら舞だって」
「ううん。わたし太陽でいい。大ちゃんだけの太陽。これからもずっと大ちゃんを照らし続けていける、それでいいの」
いつもこの夢をみるとここで舞が消えて俺は目が覚めた。
でもこの会話にはまだ続きがあった。