いつでもきみのそばに


そういって頬をぷくっと膨らませて怒る舞がかわいくて。

俺の中で舞への好きがどんどん強くなっていく。


「ごめんごめん」


そういって頭をポンポンすると舞の顔が赤くなった。

期待してもいいのかな?



舞が死んでしまってから俺はなんで好きって伝えなかったんだろうって後悔していた。

当たり前だと思っていたことが突然当たり前じゃなくなることを知った。



テストが終わったら、告白しよう。


いまも恥ずかしそうに顔を赤くしている舞をみながら、俺はそう考えていた。



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